
国内最高賞金額のeスポーツイベント【Shadowverse World Grand Prix 2019】がソニックシティ(埼玉)にて開催されました。優勝者のsasamumu選手(22)は賞金1億1000万円を獲得。今回は当大会をレポートしたいと思います。
目次
■Shadowverse World Grand Prix 2019とは?
Shadowverseの世界各地で開催された大会優勝者などが出場権を獲得し、合計24名にて繰り広げられるの「Shadowverse」の世界一決定戦です。
https://esports.shadowverse.com/about?lang=ja
■会場入口
大宮のソニックシティ大ホールで開催。開場の8:30過ぎには200-300人ほどの行列が。
荷物検査を終えて会場入り口には出場選手のパネルが飾られています
■会場の様子1
オープニング前の会場の様子。ソニックシティ大ホール自体の席数はフルで2000席を超えます。
■オープニング
司会の福澤アナの「ファイヤー!」の掛け声とともに火花が。全選手が登壇しポーズや腕を組んで演出します。オープニングが終わるとすぐに準々決勝がスタート。
■準々決勝
トーナメント表と賞金をおさらい。
第1試合 Tabata /SHG 選手 vs yoyo選手 ※3-1でyoyo選手の勝利
第2試合 sasamumu選手 vs pazuu選手 ※3-1でsasamumu選手の勝利
第3試合 Tsubaki選手 vs ZeNX選手 ※3-2でZeNX選手の勝利
第4試合 AzureCloud選手 vs jupi/Qwert選手 ※3-2jupi選手の勝利
Tabata選手の”SHG”はSoftbankHawksGamingの意味。DAY1をトップ通過したものの準々決勝1回戦敗退。台湾勢が2名が準決勝に進出する中、RAGE出身の日本人選手はjupi選手が準決勝に進出。
■プレイルーム(余談)
余談ですが対戦中の選手は正面モニター左右の小さなモニター裏がプレイルームになっています。選手はこのプレイルームに入り、解説や会場の音が聞こえないようイヤホンとヘッドホンをしてプレイしています。
■会場の様子2
試合開始後の会場の様子。席は午前中でほぼ満席に。午後には14-15時頃からは入場規制が入り、ホール外のモニターでの立ち見観戦者も。
■準決勝
第1試合 sasamumu選手 vs yoyo選手 ※3-0でsasamumu選手の勝利
第2試合 jupi/Qwert選手 vs ZeNX選手 ※3-0でjupi選手の勝利
準々決勝は3-2or3-1決着だったものの、準決勝は2試合ともに3-0のストレート決着。ラウンドを取られず一気に押し切る展開に。
■決勝
jupi / Qwert選手 vs sasamumu選手
決勝前に福澤アナが盛り上げます!ジャストミート!
選手が入場し試合開始。
序盤は1-0でjupi選手が先行しますが、そこからsasamumu選手が2本連取し、1-2で優勝にリーチをかけます。
そして迎えた4ランド目。ドラゴンの残しのsasamumu選手に対し、後がないjupi選手はエルフを選択。jup選手は最初にフェアリーブレイダー・アマツと交換でフェアリーサークルを入手し手持ちが有利な状況へ。会場も沸きます。しかしながらフェアリー生成したいjupi選手の引きが噛み合いません。しびれを切らしフェアリーサークルで猛攻へ。
sasamumu選手はドラゴンシェフを引き回復などから、jupi選手の猛攻をなんとか凌いできます。そしてsasamumu選手が耐えてシヴァを引き勝利を手繰り寄せ、ラストチャンスとなったjupi選手。「ココしかない!」というターンで、奇跡の「神鉄圧連法」を引きよせます!
この瞬間、会場が大揺れ。優勝目前だったsasamumu選手に対しjupi選手が1本取り返し、2-2に追いつきます。
このシーンは今大会最高潮の瞬間だったと思います。感動した方も多かったのでは?
しかし最後はsasamumu選手が、プレイ中に自分を鼓舞するパフォーマンスを魅せ、jupi選手の粘りを押切り、3-2で勝利し優勝を果たしました。
■表彰の様子
■公式結果
https://esports.shadowverse.com/news/detail/118?lang=ja
■Shadowverse World Grand Prix 2020開催+シャドバ新着情報!
表彰後にShadowverse World Grand Prix 2020の開催やシャドバのコラボ企画、新機能実装が発表されました。詳細は以下リンクを参照ください。
■その他
■決勝前
決勝前には今回共催の埼玉県知事の大野元裕氏がご挨拶。
その後RAGEプロデューサーの大友氏が登壇し、来月1/25(土)のシャドバイベントで同時アクセス数のギネス記録に挑戦することを発表。参加者はギネス記録の公式参加認定証を購入する権利を持てるそうです。
Cygamesの木村氏も登壇し、シャドウバースのアニメ化やコラボ企画・新機能実装を発表。来年もシャドウバースから目が離せません。
■イベントブース
協賛の埼玉県観光PRブース
シャドバの先行販売グッズコーナー
協賛のシャープAQUOSによるプレイエリア。
各ブースも多くの人で賑わってました。
■最後に
Shadowverse World Grand Prix 2019は、「Shadowverse」の世界No.1プレイヤーを決定する素晴らしい大会でした。本大会に出場する選手はもちろんのこと、MC陣や実況・解説の方もプロとして全員が素晴らしいパフォーマンスを発揮されていました。また本大会の運営や会場演出なども、素晴らしい内容ばかりでした。
シャドウバース自体は競技性が高いゲームであることは既承の通りですが、興行性の高さも見逃せません。今後さらに多くの方が楽しめるコンテンツ・大会になっていくと思われます。来年のシャドウバースも楽しみです!!
*出場選手の皆さま、並び大会運営など関係者の皆さま有難うございました
以上です。
e-Sports TODAY編集部