『オーバーウォッチ』の国別対抗戦「Overwatch World Cup 2026(OWWC 2026)」の決勝トーナメントが、現地時間9月12日からアメリカ・カリフォルニア州アナハイムで始まった。会場はブリザード・エンターテイメントの自社イベント「BlizzCon 2026」が開かれているアナハイム・コンベンションセンターのアリーナで、勝ち上がった8カ国が世界一を争う。

決勝トーナメントに残った8カ国

OWWC は、選手が自国の代表として出場する国別対抗戦として2016年に始まり、今回が6回目の開催にあたる。2026年大会は各地域の予選を含めて多数の国・地域が参加し、本戦のグループステージには16カ国が進出した。

グループステージは韓国・釜山の Busan Esports Arena で行われ、16カ国が4組に分かれて総当たりで戦った。ここから各組の上位が決勝トーナメントへ進んでいる。BlizzCon に駒を進めたのは次の8カ国。

地域進出国
アメリカ大陸アメリカ
ヨーロッパ・中東・アフリカスウェーデン、ドイツ、スペイン、フランス、サウジアラビア
アジア・オセアニア韓国、オーストラリア

日本もグループステージに出場していたが、アメリカ・中国・スウェーデンと同じ組に入り、決勝トーナメント進出はならなかった。アジア・オセアニア勢で8強に残ったのは韓国とオーストラリアの2カ国となる。

準決勝と決勝は現地13日、日本時間では14日

日程は、現地9月12日に準々決勝、翌13日に準決勝と3位決定戦、そして決勝が組まれている。アナハイムと日本の時差は16時間あるため、準決勝以降は日本時間の9月14日にあたる。

決勝の前には、ハーフタイムショーとして YOASOBILE SSERAFIM のパフォーマンスが予定されている。eスポーツの決勝戦に音楽ライブを挟む構成はブリザードにとって初の試みで、こちらは会場限定の演出として案内されている。

日本語での視聴には、公式の日本語チャンネル「Overwatch Esports Japan」が Twitch と YouTube で配信を行っている。

競技シーンの節目としての2026年

ブリザードは今回の BlizzCon を、『オーバーウォッチ』のeスポーツが始まってから10年という節目に位置づけている。同社はかつてフランチャイズ制のリーグ「Overwatch League」を運営していたが、2023年に終了し、以降は別の枠組みへ移行した。運営主体やリーグの形が変わっても国別対抗戦が続いている点は、タイトルごとの競技シーンがどう生き延びるかを考えるうえで参考になる(競技シーンはなぜ終わるのか)。

なお BlizzCon 2026 では、ゲーム本体の大型アップデートもあわせて発表されている(関連記事)。