2026年は、日本の格闘ゲームシーンにとって結果の出た年になった。主要大会での日本勢の成績を整理しておきたい。

翔 — 世界王者から ZETA DIVISION へ

2025年3月、両国国技館で行われた『ストリートファイター6』の世界大会「カプコンカップ11」を制したのが選手だ。決勝でチリの15歳・Blaz 選手を 3-1 で下し、優勝賞金100万ドル(約1億5000万円)を獲得した。

優勝時の所属は福島拠点の FUKUSHIMA IBUSHIGIN。地方に拠点を置くチームから世界王者が出たことは、国内シーンで大きく取り上げられた。翌2025年4月には ZETA DIVISION へ移籍している。

ヤマグチ — EVO Japan で日本人初優勝

2026年5月の「EVO Japan 2026」では、ヤマグチ選手が『ストリートファイター6』部門で優勝した。同部門で日本人が優勝するのは初めてで、一度も敗者側に落ちない無敗での優勝だった。

この部門はエントリー総数が7,000人を超え、単一の格闘ゲームにおける最大参加人数としてギネス世界記録に認定されている。規模の面でも節目の大会になった。

重松 — EVO 2026 で準優勝

2026年6月にラスベガスで開催された「EVO 2026」では、重松選手が『ストリートファイター6』部門で準優勝し、カプコンカップへの出場権を獲得した。優勝は連覇を果たした MenaRD 選手(ドミニカ共和国)だった。

同大会の Invincible VS 部門では日本の akuri 選手が優勝している。

層の厚さが結果に出た年

世界大会での優勝・準優勝が続いたこと、そして優勝者の所属が特定のチームに偏らなかったことは、国内の選手層が厚くなっていることを示している。9月23日開幕のアジア競技大会でも、対戦格闘は日本のメダル候補と目されている。

各選手の経歴はプレイヤー紹介、チームの成り立ちはチーム紹介でまとめている。