『League of Legends』のプロ選手Eviが、2026年9月4日に現役引退を発表した。2026年シーズンの終了をもって、11年のプロキャリアに区切りをつける。所属はFukuoka SoftBank HAWKS gaming(SHG)。

引退の理由について、Evi選手は配信でのインタビューで「プロ選手として満足のいく情熱を保ち続けるのが難しくなった」と語っている。

2015年デビュー、3つのチームで11年

Evi選手はトップレーンを主戦場とする選手で、経歴は次のとおり。

時期所属
2015年〜2016年7th heaven
2016年〜2017年Rampage
2017年〜2022年DetonatioN FocusMe
2022年〜2023年Team Heretics(欧州)
2023年〜2026年Fukuoka SoftBank HAWKS gaming

国内リーグでの初優勝はLJL 2017 Summer。その後移籍したDetonatioN FocusMeでは、2021年から2022年にかけてLJLを4季連続で制するなど、国内最強と呼ばれた時期のチームを支えた。

2023年シーズンには欧州のTeam Hereticsへ加入し、日本人選手として初めてTier1リーグのLECのステージに立った。日本の選手が海外の最上位リーグへ移る道筋を、実例として示した格好になる。

Worlds 2021、日本勢の最高成績

Evi選手の名前がもっとも広く知られたのは、Worlds 2021(2021年世界大会)でのDetonatioN FocusMeの戦いだろう。プレイインステージで北米のCloud9を破り、日本のチームとして初めてグループステージへ進出した。これは現在も日本勢の最高成績となっている。

2024年には、第1回日本eスポーツアワードで最優秀MOBAプレイヤー賞を受賞している。

2023年からはFukuoka SoftBank HAWKS gamingに所属し、2024年にはPCSのプレイオフを勝ち抜いてチームを世界大会へ導いた。2026年のアジア太平洋リーグLCPでもリーグ3位という成績を残している。

「LoLから完全に居なくなるわけではない」

今後については「特に何も決まっていない」としつつ、「『LoL』から完全に居なくなる訳ではない。受けた恩を返したい」と述べ、若い選手への指導など、国内シーンへの関わりを続ける意向を示している。

Evi選手の経歴はプレイヤー紹介にまとめている。日本のLoLシーンの歩みについては、コラムLJLと日本のLeague of Legendsも参照してほしい。